こちらは1905年～1923年に作られたソルトポットです。
とても小さいながらディテールへのこだわりがよくわかる、ロココの優美なソルトポット。
シルバースミスCharles Barrierによって作られたポットと、ガラス容器、そして専用のスプーンが付いています。

かつて、大人数で囲んだテーブルは 何メートルにもなる大きなものも少なくありませんでした。
そこでこのようなソルトポットを皆の手が届きやすい位置何カ所かに置き、各々が自由に味を足しながら食事を進めたと言います。

フランス人にとって 家族や友人との食事の場はとても大切で、美味しい食事と尽きることのないおしゃべりを楽しむのに非常に長い時間をかけることで知られています。
そんな時間に 弾む話をさえぎって「ちょっとお塩を取って～」と頼むのを避けるために、なくてはならないアイテムだったのですね。

テーブルには美しい食器やカトラリー、キャンドルスタンドやセンターを飾る花、そして美味しい食事が所狭しと並び・・そんな華やかなテーブルでは、このような小さなアイテムにも美しいものが選ばれたのでしょう。

95％シルバーのロココのソルトポット。現代でどのようにアレンジして使おうか、とてもワクワクするお品です。
先人に倣った使い方をするもよし、一人にひとつの小さなデザート入れなどにも使えそうですね。
ガラス容器は外して洗うことができますので、清潔に保てるのもとても嬉しいポイントです。
小さくて可愛いルックスは、食事の場だけでなく飾っておくだけでもトキメキを与えてくれる存在になりそうです。

かつて 小さな名脇役としてテーブルを華やかに飾った、美しいソルトポット。ぜひさまざまな用途にアレンジして、末永くご愛用ください。

タイプ: ソルトポット	スタイル: Rococo	年代: 1905 - 1923	輸入国: France
材質	ボディ: シルバー　950/1000	表面:	仕上げ:
サイズ	横幅: 7.0 cm	奥行: 4.0 cm	高さ: 4.5 cm